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長野県ではその後感染者は出ていません。そして県として、県内観光の誘客を段階的に再開させる計画を29日に示しました。その概要をお知らせします。
まず県民に対して。身近な地域にとどまりましょうという「ステイ信州」は5月で終了します。6月1日からは、最後まで緊急事態宣言が残っていた5都道県との移動は慎重に検討し、人混みは避けるようにと。6月19日からは原則として往来は自由ということになります。ただもちろん各地域の感染状況は注視し、必要に応じて注意喚起等の対策は取られる見込みです。
誘客、つまり県外からの観光客については、6月中旬から近隣県にPRを開始し、7月からは首都圏を含む全国にPRすることとしています。
県内の観光施設に対しては、5月までの「5都道県から人を呼び込まない運営の検討を依頼」という無理難題はやっとなくなって、6月からは感染防止策の徹底を要請する程度となります。山小屋も5月は休業の検討が依頼されてましたが、それも無くなります。ただ「3密」の回避が困難だという理由で、県内の山小屋17軒がこの夏は休業を決めています。八ヶ岳では、ヒュッテ夏沢、赤岳頂上山荘、行者小屋、赤岳鉱泉、キレット小屋、権現小屋が休業する方針です。
そのほかこれまでに、御柱祭・上社の今年の御柱仮見立ては中止になりましたし、今日の新聞には来年予定されている善光寺の御開帳が1年程度延期される方向で調整が進んでいると報じられていました。御柱に関しては、4回ぶりに御小屋山から伐り出されることになってるんで美濃戸高原別荘地としては非常に興味深いことなんですけど、どういうことになるか、先行きは見えていない状況です。
以上、信州からのご報告でした。
皆さんと近いうちにお会いできるのを心待ちにしています。
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